アカム木工について
アカム木工のこだわり
「道産材」
北海道の木材は「道産材」と呼ばれています。
北海道の森林面積は約554万haにも及び、四国の総面積の約3倍の広さで、日本全土の約15%を占めます。
北海道のナラは、欧米で「Japanese oak」として、世界最高峰の木材の一つとされています。
寒さが厳しい他軌道の環境の下で力強く耐えて育った木材は、重厚で丈夫な木刀の製作に非常に適しています。
「北海道産 純国産木刀」
木材は釧路管内産のナラ材を使用し、北海道産の純国産木刀です。
耐水性も高く、伸縮率も低いため、変形しにくいという特徴があります。
※ナラ材の特徴
耐久性に大変優れているので、家具に用いることが非常に多く、
打ち合い等の実践に向いています。
選べる道産材
アカム木工では、4つの「道産材」からお選びいただけます。
辺材は淡い紅色を帯びた白色、心材はくすんだ淡い褐色。柾目面に虎斑(とらふ)といわれる独特な模様が見られます。
非常に重硬で、加工時に乾燥に高度な技術を要します。
打ち合い等の実戦に向いています。
耐久性に大変優れているため、家具にナラ材が用いられることが非常に多く、特にヨーロッパではジャパニーズオークと称され人気の木材です。
辺材は淡い黄白色、心材は淡い灰褐色。時に縮杢(ちぢみもく)などの美しい杢目が現れます。
重硬で靭性、弾力性に優れています。加工性、耐久性は中程度。
弾力性に優れているため、打ち合いに向いています。
タモの中でも特に北海道の「アオダモ」材の野球バットは特に貴重で、数々のプロ野球選手に使用されています。
辺材は白色~褐色、心材は淡い赤褐色~褐色。
重硬で強靭ですが、加工性は比較的良いとされます。
ただし、耐久性は他と比較するとやや劣り、実践向きではありませんが、木肌が大変綺麗なため、贈答用に向いています。
北海道産マカンバ材はグランドピアノの曲練側板にも用いられています。
辺材は黄白色、心材は暗褐色。磨くと杢目がくっきりと現れ、光沢も増します。
重硬なため、加工性にやや難があるとされますが、靭性は高く、耐久性も大きい。
重硬な材は近年、中々手に入りにくくなっています。
杢目が独特で綺麗なため、贈答用にも向いています。
※道産材の種類によって価格が変わります
※一部商品はナラ材のみとなります
木刀ができるまで
1.製材
用途に応じて、板の厚さを調整して切り出しています。
アカム木工は北海道でも広葉樹を製材できる貴重な工場です。
2.自然乾燥
屋根付きの風通しの良い小屋にて板状にした木材を乾燥させます。
自然乾燥をすることで、材料の狂いや割れなどを防止してします。
3.木取り
乾燥した材料を用途に応じて形に沿って切ります。
木刀の反りに沿って木取りをするので、技術が必要になります。
4.削り加工
鑿(ノミ)、鉋(カンナ)を用いて、木刀を掘削していきます。
5.磨き加工
ムラ取り後、最終仕上げに入ります。
60~240番のペーパーを使用し、毛羽立った表面と凹凸をツヤツヤな状態まで仕上げます。
6.塗装
塗装は整備の整った作業室にて下塗りから仕上げ塗りまで細かく工程を分けて丁寧に行っています。
お客様のご希望通りに「オーダーメイド」で制作も可能です。
細かい部分では鍔をはめるときに、木刀を削る必要がありません。
会社概要
会社名 | アカム木工株式会社 |
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代表者 | 大賀 純一 |
所在地 | 〒085-0218 北海道釧路市阿寒町新町2丁目9番53-2 |
電話番号 / FAX | 0154-66-1141 / 0154-66-1142 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
定休日 | 土曜祝日 |
設立年月 | 2021年03月 |
事業内容 | 製造/加工/販売 |
従業員数 | 3名 |
関連会社 | 株式会社東山堂、株式会社ミツボシ |
社歴
1972年 | 阿寒木材工芸株式会社設立 雄別炭鉱廃坑に伴い、太田木工所から法人化 |
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2020年12月 | 株式会社東山堂、同工場を購入 |
2021年1月 | 木材保管倉庫を増築 塗装作業室を改築 |
2021年3月 | アカム木工株式会社を設立 代表取締役に大賀氏就任 |